64タイプ性格診断は、従来の16タイプMBTIをさらに細かく分けて、性格の濃淡や行動のクセまで見ようとする新しいテストです。うまく使うと、自分の年収ポテンシャルを16タイプよりも具体的にイメージしやすくなります。
目次
新しい64タイプ診断は何が違うのか
1 16タイプを6指標×2値=64パターンに拡張
代表的な「超精密MBTI 64タイプ診断」では、従来の4軸に加えて、次の2軸が追加されています。
| 指標 | 記号 | 意味のイメージ |
|---|---|---|
| 外向/内向 | E / I | 人といると充電されるか、一人で回復するか |
| 直観/現実(感覚) | N / S | 未来や抽象を好むか、今の事実を重視するか |
| 思考/感情 | T / F | 論理で決めるか、人の気持ちを重視するか |
| 判断/柔軟 | J / P | 計画重視か、状況に応じて動くか |
| 自己主張/繊細共感 | A / T | 自分の意見をはっきり言うか、人に合わせやすいか |
| 協調/自己優先 | C / S | 空気を読んで協調するか、自分の都合を優先しやすいか |
この6軸を組み合わせて
ENFP-AC
ISTJ-TS
のような「6文字コード」で64タイプを定義します。
2 同じ16タイプでも「攻め型」「調整型」などの差が出る
例えば、同じENFPでも、
これにより、
- 同じENTJでも「ガンガン攻める社長タイプ」か「戦略寄りの参謀タイプ」か
- 同じINFJでも「静かなカウンセラー」か「表に立つビジョナリー」か
といった、16タイプでは見えづらかった違いを把握しやすくなります。
年収ポテンシャルを細かく見るときのポイント
1 A/T軸:交渉力とリスク許容度を見る
- A(自己主張型)
- 交渉・値上げ・転職など、「自分から取りに行く」行動を起こしやすい。
- 高年収ポジションを狙ううえで、プラスに働きやすい軸です。
- T(繊細共感型)
活かし方
- A寄りなら、営業・起業・マネジメントなど「攻めて取りに行く仕事」で強みを活かす。
- T寄りなら、人事・CS・教育など「信頼関係が価値になる仕事」で単価を上げる戦略を取る。
2 C/S軸:組織内か独立かの向き不向き
- C(協調型)
- 組織の空気に馴染みやすく、チームワークを乱しにくい。
- 社内評価と昇進ルートに乗りやすい一方、自己犠牲になりやすい点に注意。
- S(自己優先型)
活かし方
- C寄りなら、大企業や安定した組織のなかで、長期的に昇進と専門性の両方を伸ばす。
- S寄りなら、早めに自分の裁量が大きい職場やフリーランスにシフトして、単価交渉の場数を踏む。
64タイプ診断を年収設計に活かすステップ
ステップ1:16タイプ+追加2軸を一度きちんと把握する
ここで重要なのは、
- 「16タイプはこれ、追加軸はA寄りC寄り」
という組み合わせを把握することです。
ステップ2:自分のコードから「年収に効く要素」を抜き出す
例:ENFJ-ACの場合
| 軸 | 意味 | 年収への活かし方 |
|---|---|---|
| ENFJ | 人を育て、まとめる力が高い | マネージャー、人事、教育事業などでチーム単位の成果を上げる。 |
| A | 自己主張もできるENFJ | 給与交渉や条件面もきちんと伝えられる。 |
| C | 協調型で組織に馴染みやすい | 大企業や組織内で出世ルートに乗りやすい。 |
このように、
ステップ3:年収が伸びやすいキャリアパスを描く
組み合わせ例:
- INTJ-TS
- INTJ:戦略思考・長期計画が得意
- T:繊細共感で周囲の気持ちも読める
- S:自己優先でブレない
→ 経営企画やプロダクトマネージャーとして、少数精鋭の組織で裁量の大きいポジションを狙う。
- ISTP-AS
- ISTP:技術力・問題解決に強い
- A:自己主張もできる
- S:自分の条件をはっきり言える
→ フリーランスエンジニアとして、高単価案件に特化しやすい。
64タイプを使うと、同じINTJやISTPでも、
ステップ4:弱みが年収のブレーキになっていないか確認する
64タイプ診断の解説には、行動面のクセが具体的に書かれていることが多いです。
例えば、
- TかつC寄り → 「人に気を遣いすぎて交渉が苦手」
- SかつA寄り → 「譲れないこだわりが強く、組織で浮きやすい」
こうした弱みをそのままにしておくと、
- 昇給交渉ができない
- 自分の評価を落とす発言をしてしまう
といった形で、年収に直結するブレーキになります。
診断結果を読んだら、
- どのクセが自分にも当てはまり、年収に悪影響を与えていそうか
- それを補うパートナーや環境は何か
をメモしておくと、具体的な改善策を考えやすくなります。
64タイプ診断を使うときの注意点
- 公式MBTIではないことを理解する
- 科学的な根拠はあくまで限定的
- 年収はタイプよりも戦略と行動で決まる
この記事のポイントまとめ
- 新しい64タイプ性格診断は、従来の4軸16タイプMBTIに「自己主張/繊細共感」「協調/自己優先」など2軸を加えた6指標で、ENFP-ACなど64パターンに細分化することで、同じ16タイプ内の濃淡や行動のクセまで見ようとするテストです。
- A/T軸やC/S軸を読むことで、交渉力・リスク許容度・組織適応度といった、年収ポテンシャルに直結する要素をより細かく把握でき、同じタイプでも「組織内昇進型」か「独立高単価型」かの違いをイメージしやすくなります。
- 年収設計では、16タイプ+追加2軸から「自分の稼ぎ方の軸」を決め、適した職種・働き方・パートナータイプを選ぶとともに、診断に書かれた行動のクセのうち、交渉下手・自己犠牲過多など年収のブレーキになりやすい部分を意識的に補正していくことが重要です。
- 64タイプ診断は公式MBTIではなく、科学的な根拠もまだ限定的なため、これだけで人生やキャリアを決めるのではなく、ビッグファイブや職歴・スキルデータと組み合わせた「自己理解の補助ツール」として使うことで、安全かつ効果的に年収ポテンシャルの把握とキャリア戦略に役立てることができます。
- 重要なのは、診断結果そのものではなく、それを起点に「自分はどのポジション・どの戦い方なら市場価値を最大化できるか」を考え、その仮説に基づいて転職・副業・スキル投資のアクションを取り続けることです。
64タイプ診断は、細かく性格を分類することが目的ではなく、自分の稼ぎ方の解像度を上げるための新しい切り口として活用すると、価値を最大限引き出せます。
