mbtiを使ったペルソナ作成は、マーケティングの精度を一気に上げてくれる強力なフレームワークです。16タイプをざっくり使い分けながら、売上と年収を上げるためのターゲット設計の考え方を解説します。
なぜmbtiでペルソナを作ると刺さりやすくなるのか
通常のペルソナ設計は、年齢・性別・職業・年収などの属性に偏りがちです。
しかし、実際の購買行動や反応に大きく影響しているのは、性格・価値観・意思決定のパターンです。
mbtiをペルソナに取り入れると、次のようなメリットがあります。
- メールやLPの文章トーンを、ターゲットの性格に合わせて変えられる。
- クリックしやすい訴求ポイントやヘッドラインの方向性が明確になる。
- 商品・サービス設計そのものを、ターゲットの意思決定パターンに合わせてチューニングできる。
結果として、
- 成約率の向上
- リピート率の向上
- 無駄な広告費の削減
につながり、制作者やマーケターの年収アップにもつながりやすくなります。
16タイプを4グループにまとめて考える
全部を細かく分けると複雑なので、マーケティングでは次の4グループで考えると扱いやすいです。
| グループ | 代表タイプ | キーワード | 刺さりやすい訴求 |
|---|---|---|---|
| 論理・戦略タイプ | INTJ INTP ENTJ ENTP など | ロジック、効率、成長 | データ・実績・仕組みの説明 |
| 安定・現実タイプ | ISTJ ISFJ ESTJ ESFJ など | 安心、安全、手堅さ | 実例、口コミ、リスクの低さ |
| 自由・クリエイティブタイプ | ENFP INFP ENTP ISFP ESFP など | 楽しさ、自己表現 | ワクワク感、ストーリー、ビジョン |
| 人・サポートタイプ | ENFJ INFJ ESFJ ISFJ など | 人間関係、貢献 | コミュニティ、つながり、役に立つ実感 |
ペルソナをつくるときは、
- 属性(年齢・性別・職業)
- 上のどのグループに近いか
の2軸で整理しておくと、コピーライティングと商品設計の方針が決めやすくなります。
ターゲット別のメッセージの作り方
1 論理・戦略タイプ向けのペルソナ
例 INTJ INTP ENTJ ENTP など
- 欲しい情報
- 具体的な数字、再現性のあるノウハウ、理由のはっきりした提案。
- 苦手な訴求
- 雰囲気だけの褒め言葉、根拠のない成功ストーリー。
コピーのポイント
- 実績・データ・フレームワークを前面に出す。
- メリットとデメリットの両方を正直に書く。
- なぜこの商品・サービスがロジカルに優れているのかを説明する。
年収アップへのつながり方
この層に刺さる教材・コンサル・ツールを提供できると、単価の高いBtoB案件や上級者向け商品の販売につながりやすくなります。
2 安定・現実タイプ向けのペルソナ
例 ISTJ ISFJ ESTJ ESFJ など
- 欲しい情報
- 実績のあるやり方、リスクの低さ、サポート体制。
- 苦手な訴求
- いきなり会社を辞めよう、借金して投資しよう、といった極端な話。
コピーのポイント
- 導入事例・体験談・口コミを多めに載せる。
- 「簡単・安全・続けやすい」ポイントを具体的に書く。
- ステップバイステップで何をすればいいかを明示する。
年収アップへのつながり方
この層は継続率が高く、サブスクや長期講座との相性が抜群です。
安定志向の人向けに、コツコツ型の副業・昇進戦略を提供できると、LTVが伸びやすくなります。
3 自由・クリエイティブタイプ向けのペルソナ
例 ENFP INFP ENTP ISFP ESFP など
- 欲しい情報
- 自分らしさ、クリエイティブな表現方法、ワクワクする未来。
- 苦手な訴求
- ルールだらけの環境、窮屈な管理。
コピーのポイント
- ビジョンや世界観を最初に描く。
- Before After をストーリーで見せる。
- 自由度や選択肢の多さを強調する。
年収アップへのつながり方
クリエイティブ層は、コンテンツやコミュニティ、オンラインサロンとの相性が良く、ファン化しやすいです。
ブランドと世界観をしっかりつくることで、単価の高い講座や物販を展開しやすくなります。
4 人・サポートタイプ向けのペルソナ
例 ENFJ INFJ ESFJ ISFJ など
- 欲しい情報
- 誰かの役に立てる実感、人間関係が良くなる未来。
- 苦手な訴求
- 自分だけが得をする、他人を出し抜く系のメッセージ。
コピーのポイント
- 家族・仲間・顧客が喜ぶ姿を描く。
- コミュニティやサポート体制の手厚さをアピールする。
- 「自分も成長しながら、人も助けられる」ストーリーを提示する。
年収アップへのつながり方
この層は、紹介や口コミが起こりやすいターゲットです。
コミュニティ設計とアフターフォローをしっかり行うことで、安定的な売上とリピート収入を作ることができます。
ペルソナ設計の実務フロー
ステップ1 既存顧客のタイプをざっくり分類する
- アンケートや診断リンクを配布して、mbti的な傾向を取得する。
- もしくは、
- 論理派か感覚派か
- 安定志向かチャレンジ志向か
など、mbtiを簡略化した質問で性格傾向を把握します。
ステップ2 売上の大きい層を特定する
- 売上・継続率・紹介率をデータで見て、
- どのグループから一番収益が出ているか
- どのグループの反応が鈍いか
を確認します。
ステップ3 代表ペルソナを2〜3人だけ作る
例)
- 論理・戦略タイプの30代男性会社員(年収アップと転職に興味)
- 安定・現実タイプの40代女性パート兼主婦(副業と家計改善に興味)
- 自由・クリエイティブタイプの20代フリーランス(スキルと案件単価アップに興味)
それぞれについて、
- 1日の行動
- 情報を得ているメディア
- 不安と願望
を細かく書き出します。
ステップ4 ペルソナごとに商品導線を変える
- ランディングページの構成
- メルマガのシナリオ
- 広告のクリエイティブ
を、ターゲットタイプ別に分けます。
例)
- 論理・戦略タイプ向けLP
- ファーストビューで実績とロジック。
- 安定タイプ向けLP
- お客様の声とサポート体制を強調。
- 自由タイプ向けLP
- ストーリー漫画・世界観・ブランドイメージを前面。
こうすることで、同じ商品でも複数のターゲットからの成約率を上げることができ、結果的に売上と年収が上がります。
この記事のポイントまとめ
最後に、今回の内容を5つに整理します。
- mbtiをペルソナ設計に取り入れると、単なる属性ではなく性格・価値観レベルでターゲットを捉えられるようになり、コピーや商品設計の精度が上がります。
- 16タイプすべてを使いこなす必要はなく、論理・戦略、安定・現実、自由・クリエイティブ、人・サポートの4グループにまとめることで、マーケティングで扱いやすくなります。
- 各グループごとに、欲しい情報・刺さる訴求・向きやすい商品形態が異なるため、LPやメール、広告をペルソナ別に作り分けることで、成約率とLTVを大きく伸ばせます。
- 既存顧客の性格傾向を把握し、売上の大きい層をターゲットに代表ペルソナを2〜3人作ることで、マーケティングの打ち手とコンテンツ制作の優先順位が明確になります。
- こうしたmbtiベースのターゲット設計を継続的に改善していくことで、売上が安定し、単価アップや新商品の展開もしやすくなり、マーケターや制作者自身の年収アップにも直結しやすくなります。
mbtiは性格診断として楽しむだけでなく、ペルソナ設計の軸として使うことで、マーケティングの質そのものを底上げしてくれます。
