mbtiは、4つの視点から人の性格傾向を16タイプに分類する自己診断ツールです。うまく使えば、自分に合う働き方や転職先を判断する材料になり、年収アップにもつなげやすくなります。
目次
mbtiって何かを3分で整理
mbtiは、次の4つの軸で「どちらに寄りやすいか」を見る性格モデルです。
| 軸 | 選択肢 | 意味のイメージ |
|---|---|---|
| 外向 E / 内向 I | E:人と話すと元気になる / I:一人の時間で充電する | |
| 直観 N / 感覚 S | N:未来・アイデア重視 / S:今ある事実・経験重視 | |
| 思考 T / 感情 F | T:論理や数字で判断 / F:人の気持ちや価値観で判断 | |
| 判断 J / 知覚 P | J:計画と締切重視 / P:柔軟さと選択肢重視 |
例えば
ポイントは、どれが良い悪いではなく、「自分はこの方向に寄っているから、こういう環境で力を出しやすい」と考えるツールだということです。
mbtiを年収アップに活かす考え方
1 自分の「稼ぎ方の型」を知る
4つの軸から、ざっくり次のような方向性が見えてきます。
| 軸の組合せの例 | 向きやすい稼ぎ方 |
|---|---|
| 外向 × 思考 × 判断寄り(ENTJ ESTJなど) | 営業・マネジメント・事業責任者として、人と数字を動かして稼ぐ。 |
| 内向 × 思考(INTJ ISTJ INTPなど) | エンジニア・経理・アナリスト・研究職など、専門スキルで高単価を狙う。 |
| 外向 × 感情(ENFJ ESFJ ENFPなど) | 人事・教育・カスタマーサクセスなど、人を育てたり支えたりして評価を上げる。 |
| 内向 × 感情・直観(INFJ INFP ISFPなど) | クリエイティブ・教育・カウンセリングなど、世界観と深さで価値を出す。 |
年収が伸びにくい人の多くは、
- タイプに合わない稼ぎ方をしている
- 自分に合う土俵に移っていない
場合が多いです。
まずは、自分のタイプから「どの稼ぎ方が合いそうか」を1つ決めることが重要です。
2 タイプ別に伸ばすべきスキルを決める
例として:
- 外向 × 思考 × 判断寄りなら
- 交渉力・マネジメント・数字の管理スキルを重点的に伸ばす。
- 内向 × 思考なら
- 技術力+問題解決力+プレゼン力(自分の成果を伝える力)を磨く。
- 外向 × 感情なら
- コミュニケーション+人材育成+顧客満足の設計を強化する。
- 内向 × 感情・直観なら
- 作品・コンテンツ・カウンセリングなど「形に残るアウトプット」の質を高める。
こうして「自分の性格から見た優先スキル」を決めると、年収アップに直結する勉強や経験の選び方が変わります。
mbtiを転職活動で使う具体的ステップ
ステップ1:今の仕事との相性をチェック
次の表を埋めてみてください。
| 見るポイント | 自分の傾向 | 今の仕事 | コメント |
|---|---|---|---|
| 外向/内向 | 例:内向寄り | 例:外回り営業 | 1日中人と会っていて消耗していないか。 |
| 直観/感覚 | 例:直観寄り | 例:マニュアル通りの作業 | 改善や企画に関わる余地があるか。 |
| 思考/感情 | 例:感情寄り | 例:数字だけで評価される営業 | 人間関係やサポート面の貢献が評価されているか。 |
| 判断/知覚 | 例:柔軟寄り | 例:ルールが細かすぎる職場 | 裁量と自由度があるか。 |
ミスマッチが多いほど、
- がんばっても成果が出にくい
- 評価されにくい
環境にいる可能性が高く、転職や部署異動を考える余地があると言えます。
ステップ2:求人票を見るときのチェック項目を変える
mbtiの軸を意識すると、求人票の見方も変わります。
- 外向寄りなら
- 「顧客折衝」「プレゼン」「チームワーク」が多い仕事か。
- 内向寄りなら
- 「集中して取り組める」「リモート可」「専門スキル重視」の要素があるか。
- 直観寄りなら
- 「新規事業」「企画」「変化が多い環境」かどうか。
- 感覚寄りなら
- 「安定した事業」「運用や保守」「品質管理」がメインかどうか。
こうしたフィルターを意識するだけで、
「なんとなく条件だけで選ぶ転職」から
「性格と年収の両方がフィットする転職」
に近づけます。
ステップ3:面接でアピールする「強みの言語化」
mbtiの結果をそのまま言う必要はありませんが、
そこから導かれる行動レベルの強みを面接で話せると説得力が増します。
例:
- 外向 × 思考
- 「新規営業で、数字目標から逆算して行動計画を立てるのが得意です。」
- 内向 × 感覚
- 「ミスの許されないチェック業務で、手順を仕組み化して精度を上げてきました。」
- 外向 × 感情
- 「チームの雰囲気づくりと、メンバーの成長支援に力を入れて成果を出してきました。」
こうした「性格 → 行動 → 実績」の流れを語れると、
採用側も「どこで活躍してもらえるか」をイメージしやすくなります。
この記事のポイントまとめ
- mbtiは4つの軸で16タイプに分ける性格指標で、占いではなく「自分はどの環境で働きやすいか」を考えるための地図として使うと年収アップと転職に役立ちます。
- 自分のタイプから「稼ぎ方の軸」(経営・専門職・サポート・クリエイティブなど)を決め、その軸に合うスキルを優先して伸ばすことで、同じ努力量でも年収の伸び方が変わります。
- 転職活動では、mbtiの軸を意識して求人票や職場環境をチェックし、自分の性格と噛み合う仕事を選ぶことで、ストレスを減らしながら成果を出しやすくなります。
- mbtiの結果をそのまま語るのではなく、そこから導いた「行動パターンと実績」を面接で伝えることで、企業側にとっての採用メリットが明確になり、年収交渉や選考で有利に働きます。
3分で理解したmbtiを、今日から少しずつ「働き方のコンパス」として使ってみてください。
